親の介護の費用ってどれくらいかかるもの?保険だけでは足りない?!

公開日: : 最終更新日:2017/08/12 介護



こんにちは、マダムエムです。

それは、突然のことでした。

いつまでも元気でいると思っていても、
年をとっていく親を介護しなければならないときが
やってきます。

実際に、親の介護の費用でどれくらいかかるのでしょうか。

また、公的な保険の介護保険で賄えると思っていましたが
本当にそうなのでしょうか。

ぼんやりと遠いことのように思っていた
介護でしたが、それは突然
前触れ無くおとずれます。

介護経験0からのリアルな現状とともに
お役立ちいただければと思います。

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目次

親の介護の費用はどれくらいかかるのか?

親がいきなり倒れて、救急車で運ばれて
病院に入院することになると、病院にいる間は
医師や看護婦にお世話になります。

その後、退院してからは、一人暮らしだと
自分で生活できなくなった時にどうするのかが
大きな問題となります。

病気が治るまで、家族が一緒に生活できても
一時的なものだと、その後の生活のことを考えなければなりません。

80代の一人暮らしの母が、風呂場で転んで
18時間浴槽にハマって出られなくなってから
洗濯も食事も家事ができなくなってしまいました。

家族は、できない間手伝うことで、徐々に
生活できるようになればいいですが
もしかしたら、このままの状態が続くかもしれないし
もっと悪化するかもしれません。

厚生労働省の「国民生活基礎調査の概況」によると
介護にかかる期間は、平均すると4年11ヵ月だと言われています。


また、介護にかかる費用としては、住宅改修や介護用ベッドの購入などで
一時費用の合計が平均80万円、月々の費用が平均7.9万円と言われているそうです。

そこで、頼りになるのが介護申請を行うことで
公的な援助をしてもらうことができます。

介護保険とは

介護保険が使えると、
かかった費用の1割または、2割負担となります。
(※世帯主の収入や住民税などによってかわってきます。)

介護保険を使うためには、住んでいる区役所や市役所に
介護申請の依頼の紙を自分で提出する必要があります。

自動的に介護申請が出るのではなく
自己申告制です。

申請書を提出した後にかかりつけの医師の意見書と
地域の介護職員の面談と
市役所の職員の面談が行われます。

それぞれの面談で、機能チェックや
話の中から、簡単な脳のチェックなど行って
それらをコンピューターに入れて
一次認定が判定します。
(おおよそ1-2週間でわかります。)

一次判定の大体、7-8割が
介護度になるらしいのですが、
医師の診断書と照らし合わせて
正式な介護度が決まる仕組みです。

 

★介護申請を行う手順★

 

介護申請の認定は、どれくらいかかるもの

介護申請の認定は、おおよそ1ヶ月かかります。

ただし、医師の診断書が遅くなると
その分、認定の判定日は、ずれ込んでいきます。

人によっては、2-3ヶ月掛かる人もいるようです。
ただし、あまり時間がかかるようだと
区や市の職員が、別の先生に書いてもらうように
促してくれるそうです。

正式な介護認定が降りる前に、
暫定でケアプランを作成して
ケアマネージャーが、要望や今後のことを
一緒に考えてくれます。

介護度について

一番軽いものが、要支援1となります。
次が、要支援2です。

要支援については、地域包括支援センターの職員が担当となります。
(※ほうかつと呼ばれています。)

要介護は、1から5まであり、
こちらの窓口は、ケアマネージャーとなります。

それぞれ職員は、住んでいる地域で区分されています。

ちなみは、母がお世話になっている地域には
ケアマネージャーが、6人いて
それぞれ30人を担当しているという話でした。

介護が必要になった時、頼れるのが介護保険

一人暮らしで、あれば要介護となったら
家事全般を手伝ってもらわなければなりません。
そんな時に頼れるのが、介護保険です。

介護認定によって、使えるサービスも異なってきます。

83歳の母は、両膝に人工関節をいれていて
リウマチで、トイレはようやく杖を使って
行けるようになりましたが、
一人でマンションの下の新聞も取りにいけない状態でした。

この状態で面談をしたので
一次判定の結果は、要介護1となりました。

一次判定を元にして、ケアマネージャーが
訪問してケアプランを立てることとなります。

介護保険で使えるサービスとは

介護保険の申請の無事に2次審査が終わると
介護度の認定がわかります。

それによって、使える福祉用具や使える介護施設などが変わってきます。

例えば、要介護1の場合だと、支給限度基準額が
16,692単位となります。

この1単位は、10円を基準に
住んでいる地域によって、人件費の上乗せがあります。

例えば、要介護1の場合で、1単位10円だとすると
月額16万6920円となります。

要介護5だと、月額36万円0650円となります。

一割負担だとすると、要介護1の場合は
1万6692円で、16万6920円のサービスを使うことができます。

限度額を超えると、自費になります。

多くのサービスを一度に動員するので
介護保険に賄えるは大変ありがたいことです。

ただ、福祉用具によっては、介護によって使えないものもあったり
保険の対象にならないものもあります。

また、介護認定が正式におりるまでは、全額前倒しで支払いが必要となります。

福祉用具は、結構なお値段がします。

例えば、浴槽での滑り止めマットは、介護保険対象にはなりません。
なので、全額実費となります。

また、浴槽のシャワー用のイスは、介護保険対象となります。

ただ、介護申請が出るまでは、全額先に支払い
その後、市役所から、差額分が戻ってくる仕組みとなっています。

ちなみに、シャワー用のイスとマットで
2万7千円でした。

★実際に使った費用★
要介護1の場合

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1.デイケア(通所リハビリテーション)(週2回、月10回) 8058円(単価)80580円 ※
2.シャワー用のイス購入 23000円 ※3.すべり止めマット購入 4000円
4.配食サービス 1回500円 (週2食 月10回 5000円)

1.8000円(※は、1割負担)
2.2300円(※は、1割負担)
3.4000円
4.5000円

合計19000円

となりました。

その他にも介護用のゆったりとして、足入れがしやすく
つまずきにくくすべらない靴も必要です。

 

まだ、始まったばかりの介護なので
とりあえず必要な物最小限で用意しています。

これから先、どうなっていくのかも不安です。

そこで、再度、円グラフで表した
介護期間を考えてみたいと思います。

5年以上介護状態の人は、全体の4割もいます。

介護が軽くなる人もいますが、
亡くなった人も含まれています。

亡くなるまで、介護が続くということでもあるわけです。

公的介護保険では、一人あたりが
使える利用限度額が設定されています。

要支援1:4万9700円
要支援2:10万4000円
要介護1:16万5800円
要介護2:19万4800円
要介護3:26万7500円
要介護4:30万6000円
要介護5:35万8300円

介護保険だけで費用は足りるのか?

さて、介護が始まると、介護認定が降りるまでは
福祉用具などは、最初は支払いが必要です。

その他、配食サービスのお弁当を頼めば実費が必要です。
また、履きやすい様な服や靴なども必要となってきます。

さらに、遠距離で介護となると、当然交通費などもかかります。

介護帰省では、JAL、ANA、スターフライヤーなどの
交通機関で介護帰省割引があります。

介護が始まると、わからないうちに
介護保険だけでは、賄えない出費がかさんできます。

親の介護については、待ったなしなので
いつ何があっても困らないように
せめて、お金の準備はしておかないと大変です。

民間の保険について

自分の家族の生活もあると
そんなに多くの援助もできそうもありません。

最近では、民間の介護保険もあるようです。

親の保険のことなど詳しくは知りませんでしたが
せめて、自分の保険の見直しなどで、
掛け金が低くても足りるものに
置き換えるのもおすすめです。

私も1万円以上の医療保険に入っていましたが
少しでも安くと思い、共済に変えて、
2000円ほど安くしていました。

ところが、保険のプロの人による無料相談を行って
更に、4000円安くすることができました。

結果的には、12000円の保険料が、4000円になったので
月々8000円、年間にしたら96000円の節約になったわけです。

びっくりするのと同時に大満足でした。

あまりにも効果がすごいので
友人たちにもすぐに勧めたくらいです。

保険会社に属さないFP資格のある人だと
多くの保険に詳しいので、自分にあったものを
選ぶことができます。

もちろん、色々話を聞いて
保険にはいらないという選択もできます。

介護のお金は、普通は親の年金や蓄えで、
生活費や介護費に当てるようです。
足りなければ援助すべきですが
できれば、親の保険の見直しをすすめることもいいかもしれませんね。

また、せめて自分の保険の見直しを元気なうちにしておきたいですね。


保険の見直しは、無料で行ってくれます。

もしかしたら、決まれば、マージンなどが
入ってくるのかもしれませんが、
保険会社の営業ではないので、
保険の加入を勧めてくるわけではありません。

見直しの時に、よくよくチェックして、
そのあとさらに自分で調べる余裕もあります。

私が面談したのは、40代の男性のFPでしたが、
駅で待ち合わせして
近所の喫茶店で、1時間くらい面談をしました。

自分の入っている保険証書を見せて
確認してもらい、余分に払っているものなどをチェックしてもらいました。

実は、わたしは、もう一人女性のFPの方にも
見てもらっています。

面談は、無料ですから納得いくまで調べることができるので
ありがたいですよね。

男性の方がよくなかったというわけではなく、
念のためもう一人別の人の意見も聞きたかったので
お願いしました。

2回目は、女性のFPの方がいるオフィスに出向いて
面談してもらいました。

最初は、知らない人に面談してもらうのも
抵抗があったのですが、
自宅に来てもらうよりはオフィスや喫茶店などで
お話ししたほうがいいと思いお願いしました。

高齢者の場合は、自宅に来てもらったほうがいいかもしれませんが
面談の際には、高齢者だけにしないで、
一緒に立ち会ったほうがいいと思います。

また、高齢者の場合は、新しいことをするのは
かなり抵抗があると思いますから、
いきなりすすめるよりは、
先に自分の保険の見直しを行ったほうがいいと思います。

実際に、保険の見直しを行ったことで
かなり節約できたという話をすることで
だったら、やってみようかな?という気持ちが出てくると思います。

また、先にどんどん話をすすめてしまっても
勝手に子供がやっていると不信感ももってしまうおそれも
出てきます。

なので、最初はまずご自分の保険の見直しをやってみることをお勧めします。

詳しくは、こちらから。
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