恵方巻きの方角！2017年は？100年先も簡単にわかる！

節分になると、恵方巻きという太巻きを

その年の恵方を向いて食べます。

関東では、あまりなじみがなかったので、

どっち向き？と

私は、食べながらつい喋ってしまい

子供たちに怒られています。

今年は、どっち向きなのでしょう。

食べ始める前に確認しておきましょう！

2017年の恵方の方角は？

2015年は、

さて、この恵方って何でしょう？

どうやって決まっているのでしょう？

恵方って何？

陰陽道において、福徳を司る神である

歳徳神（としとくじん）のいる方角

と言われています。

その方角に向かって、何かを行えば、万事吉となるそうです。

節分には、厄を払い、新たな年を迎えます。

新たな節の福を願う行事は、

当然恵方の方角に向かって行うというわけです。

方角の決め方って？

恵方の方角が、毎年変わるのは、

歳徳神の居場所が毎年変わるためです。

歳徳神のいる方角は、

その年の十干（じっかん）によって決まります。

恵方の方角は、基本的に四方だけになります。

その四方と、十干を組み合わせることにより、

その年の恵方が決まります。

恵方の方角100年先も簡単に

西暦の下一桁で

恵方の方角がすぐわかります。

数字3つ（西暦下一桁）を基準にします。

0

2

4

方角3つを基準にします。

西

北

東

恵方は4つの方角ですので、

それぞれと数字を組み合わせます。

西の西南西　0

北の北北西　2

東の東北東　4

さらに、数字それぞれに+5　たしたもので、

となります。

もう少し詳しく説明すると、

十干とは

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

（こう　おつ　へい　てい　ぼ　き　こう　しん　じん　き)

の事です。

中国から伝わり、暦の表示などに用いられています。

「干」というのは、は木の幹が語源だそうで、

それぞれ五行とあてはめて、言い表します。

五行は、木（き）、火（ひ）、土（つち）、金（か）、水（みず）

のことです。

さらに、陽をあらわす兄（え）と

陰をあらわす弟（と）を順番に組み合わせるようになりました。

恵方は、陽をあらわす兄（え）にしかありませんので、

陰をあらわす弟（と）の方角にはありません。

十二支との組み合わせ

一方、十二支である

子（ね）、丑（うし）、寅（とら）、卯（う、）、

辰（たつ）、巳（み）、午（うま）、未（ひつじ）、

申（さる）、酉（とり）、戌（いぬ）、亥（い）

の「支」は、木の幹の枝を表しています。

星の方角から、12個つけたと言われています。

十二支と十干を組み合わせて、

方角や時刻などを表していました。

高校野球でおなじみの甲子園球場ですが、

こちらも十干と十二支を使っています。

甲　子（きのえね）

甲子の年（1924年）に作られたので

甲子園という言います。

2015年は、乙未の年となります。

十干でいう乙は、陰の年です。

恵方である四方向のうち、庚の5年後となりますので

西南西やや西となります。

ちなみに、十干（10こ）と十二支（12こ）となりますので

一巡するのは、60年後になります。

還暦の60歳と言うのは、ここを基準としています。

最後に

恵方に向かって、食べる太巻きは

食べ終わるまで黙ったまま

しかも、太巻きを切ってもいけないとか。

小さいお子さんがいるご家庭では

あらかじめ

小さめに作ってあげるといいですね。