
オクラの栄養と効能!ネバネバが凄い?!
2015/05/15
ネバネバするものは、栄養があるから
しっかりと取るように。
小さなころから、母親に言われてきたけど
ほんとかしら?
目次
オクラの栄養と効能について
オクラの栄養と効能について
早速調べてみました。
オクラの栄養
8月の暑い時期が、旬のオクラ。
ビタミンやミネラルが
たっぷり含まれています。
- β-カロチン(670μg)
- ビタミンB1・B2・C(11.1 mg)
- カルシウム(92㎎)
- カリウム(260 mg)
- 鉄分(0.5㎎)
- マグネシウム(51㎎)
オクラ100グラムに含まれる栄養素
オクラの栄養素は、キュウリよりも
β-カロチンは、2倍、
また、カルシウムも3.5倍
食物繊維も5倍含んでいます。
ベータカロチンは、抗酸化作用があると言われています。
オクラの効能を見ていきましょう。
オクラの効能
- 夏バテ防止
- 整腸作用
- 消化促進
- 疲労回復
- 便秘や下痢の解消
- 血糖値の上昇を抑制
- 胃腸の粘膜保護
オクラを切った時に出てくるネバネバは
ペクチンやガラクタン、アラバンなどの食物繊維です。
ペクチンというのは、
果物などを煮た時にも出てきて、ゼリー状になりますが
このネバネバした細胞をつなぎ合わせる作用があるそうです。
オクラに含まれているペクチン
実は、この食物繊維であるペクチンに、
整腸作用や下痢や便秘を予防する効果があるそうです。
夏の暑い時期には、どうしても
冷たいものを取り過ぎてしまう傾向がありますから
そうめんに入れたりと、積極的にとりたいですね。
さらに、もう一つのネバネバのもとは、
タンパク質の一種のムチンが含まれています。
オクラに含まれているムチン
ムチンは、胃の粘膜を保護する働きがあるそうです。
さらに、悪玉と言われているコレストロールの一つ
LDLの値を下げると言われています。
悪玉コレストロールが、原因とされる病気である
動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にも、効果があると
期待されているそうです。
また、ムチンは、老化防止に役立つと言われていますので
アンチエイジング効果を期待したい
マダムにはおススメですね♪
ただし、ペクチンは加熱でも壊れませんが
ムチンは熱に弱いので、生で食べる方がいいそうです。
オクラをおいしく食べるために
日本では、さっとゆでて食べるのが一般的ですが
海外では、スープなどのように煮て食べることが多いそうです。
カレーなどに入れてもいいですね。
オクラの下処理のポイントは
- 枝のついていたところを切り落とすこと
- がくのついたところを取り除く
- 塩もみをすること
オクラの選び方
オクラの選び方のポイントは3つです。
- がくが白いもの(黒いものはだめ)
- 全体にふっくらしている
- 淡い色のもの
緑の網に入って売られていますが、
チェックして、鮮度のいいものを選んでくださいね。
オクラはアフリカ原産で、
オクラ(Okra)といわれています。
英語では、ガンボ(Gumbo)とも呼ばれていますが
中央アフリカの言語に由来するそうです。
日本には、江戸時代から入ってきたそうです。
最後に
オクラは、冷たいものを取り過ぎて
弱った胃腸や夏バテ防止に最適な野菜ですね。
家庭菜園でも手軽に、オクラを育てることができます。
自分で育てると、食べる楽しみだけでなく、
もう一つおまけの楽しみがあります。
それは、オクラの花を見ることです。
朝しか咲かない
黄色の芙蓉の花に似た美しい花です。
自分で育てた人しか、見ることができない
とても貴重な花ですね。
ただし、実もあっというまに大きくなるので
取りそこなうと、固過ぎて食べれません。
何度か食べそこなってしまいました。